福岡市内から北へ約40分、距離にして約25kmを走ると「海の中道海浜公園」に辿り着く。
福岡の街は自然がとても近く、最高の街だと思う。
大学を卒業してからも、友人を訪ね、幾度となくこの地を訪れた。
第二の故郷だと思っています。
大学1年生の夏休み、初めて「海の中道」を走り抜け「志賀島」に行った。
社会科の授業で習った、国宝の金印が発掘されたあの「志賀島」である。
・金印とは・・・漢委奴国王印(かんのわのなのこくおういん)のこと
志賀島橋に差し掛かると、両側は見渡す限り、美しい海が広がった。
感動的な景色だ!
海のど真ん中に道が通っていること自体が不思議な感覚だ。
大人になってから海外旅行で行った、フランスのモン・サン=ミシェルに架かるパセレル橋のような感じだ。
海の中道海岸を初めて目にした友人は、感動的な写真を撮るべく、砂浜にアメリカンのバイクを入れ、夏の玄界灘をバックにシャッター切った。
そこには日本離れした風景が広がっていた。
しかし、感動的なのはそこまでで、タイヤが砂に埋まりスタックしてしまった。
いま思えば当然の結果なのだが、若気の至りというか?みんなバカだった。
そして笑いながらみんなで押して引っ張って道路まで運んだ。
苦い思い出だ。。。
志賀島橋を渡るたびに、昔みんなでバカをやった記憶が蘇ってくる。。。

「志賀島」は一周することができる。
右回りでも左回りでもどちらでも楽しめる。
心地よいシーサイドルートを満喫することができる。
島の南側に位置する金印公園からは、博多湾越しに福岡市内を遠望することができる。

夜になると夜景も格別だ。
漆黒の博多湾の向こう側には、まるで未来都市のような福岡の街の灯りがこうこうと輝いている。
何故だか子供の頃に見た、SFアクション冒険ファンタジーの未来少年コナンを思い出してしまう。

島の北側に位置する黒瀬から、東側に位置する二見岩のあたりは、海が間近に感じられ、穏やかな潮風がとても心地よい。

路肩にバイクを停め、ぼ~っとオーシャンビューを堪能する。
ふと足元を見ると海水がとても透き通っていることに驚かされる。
都会の雑踏から離れたくなったとき、
この景色を味わうために、
ふらりと「志賀島」には来てしまうのだ。

走行時の注意点としては、二輪車には時間制限が設けられている。
排気量125㏄以上のバイクは、夜21時から翌朝5時までの間、海の中道(県道59号)から志賀島(県道542号)までの一帯は、夜間通行禁止となるので注意したい。
時計と標識はしっかりと確認しましょう。
旅のはじまりはモーターサイクル。
自由への扉をひらこう。